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不妊治療で8回の人工授精を行うも結果に至らず。体外受精1回目で妊娠、出産。現在、第二子の不妊治療中。備忘録を兼ねて、ブログにアップすることにしました。その他、日々のことなども。

18W4D 退院の判断と、再入院基準。不妊治療は不妊外来に、出産は産科に。

悪阻の時は12日間入院しました。

あと1週間継続するのか、

思い切って退院するのか、

当日の朝まで迷いました。

主治医は「ご家族と相談してください」と言い、

夫は「先生によく聞いてきて」と言い、

結局は私の判断に委ねられました。

強引に退院して、結局、夫の手間を増やすなら、

あと1週間病院にいようかと思ったのですが、

夫の突き放すような言い方に、

なんだかバカらしくなってしまいました。

朝の診察で主治医のOKが出れば退院となるのですが、

わりとすんなり出ました。

悪阻以外の所見は特に異常がなかったためです。

吐き気はあり、食事も限られたものしか食べられない。

家事ができる気配すらない。

入院していた方が気楽だし、安心だけど、

あと1週間は長いなぁという感じ。

悩んでいたのですが、

「退院しても無理だと思ったら再入院できる。

 急な分娩が入るかもしれないが、

 今のところ割と空いているので、満床の可能性は低い。

 仮に満床でも提携先の医療機関に紹介状を書き、

 速やかに対応する。」と

主治医に言われて、勇気を出して退院しました。

 

退院当日はとても体調がよく、

帰路でマックポテトLを完食。

ところが翌日から一気に悪阻が復活。

退院して4日後には病院に再入院の希望を出してしまいました。

 

ところが満床で入院できないとのこと。

提携先の病院に紹介状を書けるかどうかは、

来院してケトン体の陽性反応か、

あるいは体重が5%減であることを確認するとのことでした。

初めての入院時には尿検査はしておらず、

入院中は一度も体重を測られませんでした。

初めての入院直前に、

入院の判断基準を主治医に電話で尋ねましたが、

「検査は不要で、あなたが入院したいと思えばできる」と

その時は説明がありました。

なのに再入院ではいずれも必要って話が違う。

そもそも体重は39.5kg→36.5kgなので、

7%以上の減少でした。

なのに結局は紹介状も書いてもらえず、

再入院できませんでした。

仕方なく、個人的に来院歴のない産婦人科に相談して、

いつでも入院できるように対応していただいたのでした。

分娩までお世話になろうと思っていた病院の対応に、

不信感いっぱい。

分娩先を変更しようかなと本気で検討しました。

 

とはいえ妊婦健診が近々にあるので行かざるを得ないこともあり、

やむなく受診しました。

その時に診察してくださった先生は、あまり面識のない先生でした。

というのもこれまでは不妊外来の役職付の先生に

ずっと診てもらっていたからです。

先日に悪阻で入院中も、終始、この不妊外来の先生が主治医でした。

悪阻で退院後の初めての受診で診ていただいたのは、

産科の役職付の先生なので、そもそもの専門分野が異なります。

いつもと違う先生なので、正直なところ、緊張感はあったのですが、

想像以上に説明が丁寧で分かりやすく、

こちらの質問に対しても親身に応じてくださいました。

質問がなくなるまで、聞いてくださいました。

今まで担当していた不妊外来の先生は何だったの?と驚きました。

同じように質問しても、医師によってこんなに対応が違うの?と。

同じ病院の中でも、担当科や医師の個性でこんなに違うなんて、

同じ受診料なのにもったいないくらいです。

それ以降、私の主治医はこの産科の先生に変更になりました。

 

ちなみに、この産科の役職付の先生は初めましてではありません。

今年5月に診ていただいたことがあります。

その時は不妊治療真っただ中の、妊娠前です。

ホルモン剤の注射や内服で、通院していました。

本来は産科の先生ですが、たまたま非番で不妊外来に勤務していたため、

注射と処方をされました。

私の体質は、薬の副作用が非常に出やすいにも関わらず、

その注意書きを電子カルテ上から見落としており、

禁忌のホルモン剤を注射されました。

結果、帰宅後に急変し40℃近い発熱と様々な体調不良で

夜間救急を受診しました。

なので、この医師に対して、絶大な不信感を抱き、

それ以降、この医師の出勤日は避けて受診していました。

ですが、いざ妊娠して、産科を受診するとなると、

この先生の評価が私の中で180度変わりました。

「信頼できる先生だ」と。

そう考えると、

先生の人柄や知識量、熱意はもちろん重要ですが、

やはり医師ごとの担当科や専門分野があるので、

それに応じた受診の仕方が大切なのかなぁと感じました。

”餅は餅屋に”的なことでしょうか。

不妊治療は不妊外来の先生、産科は産科の先生、に、

と区別して診ていただくことで、私の病院への不信感は軽減され、

この病院で分娩する意思が固まりました。