「寝ぐずり」と「起きぐずり」
その言葉を知ったのは、産後1ヶ月頃に
産後ケアで入院した産科の看護師長さんからでした。
「起きぐずりではなく、寝ぐずりタイプの子ね」
もしそのことを分かっていたら、
どんなにこの1ヶ月間が楽だっただろう。
でもそんな用語は一度も聞いたことがなかった。
「そうか、うちの子は寝ぐずりなんだ!」
それが分かってからは、振り返るといろいろと
納得のいく出来事がたくさん。
分娩後に退院するまでの数日間に、
授乳→泣く→おむつ替え→授乳…と
無限ループに入っていました。
あの泣きは、寝ぐずりだったんだ。
子ども本人も眠くて、寝られなくて、苦しんでたんだ。
寝ぐずりの存在を知ってからは、
対処もしやすくなりました。
今はお腹いっぱいになると、ごきげんさんで、
おしゃべりタイムが始まります。
そしてそれに疲れた頃に急に機嫌が悪くなり、
ぐずりだします。寝ぐずり開始です。
抱っこしている間は立ち止まると泣くので、
ひたすら家のリビングと寝室と廊下を歩き続けます。
そのうちなんとなくまぶたがとろんとしてきます。
白目をむいたりします。
ここからは立ち止まってもOKなので、
揺らしながら、やさしく声を掛けて、ぎゅっと強めに抱っこして、
寝かしつけます。
もし今、産後3日目くらいに戻れるなら、
自分に教えてあげたいです。