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不妊治療で8回の人工授精を行うも結果に至らず。体外受精1回目で妊娠、出産。現在、第二子の不妊治療中。備忘録を兼ねて、ブログにアップすることにしました。その他、日々のことなども。

12W2D つわりの状況

パソコンを操作しても、気持ち悪くならない程度まで、

つわりは落ち着きました。

渦中の時は、

調べたいことも更新したいことも山ほどあるのに、

パソコンを使っただけで、おえーってなってました。

諸説ありますが、私の主治医は、

「8~9週がつわりのピークで、12週には治まってくるから、

 もう少しがんばって」とのことでした。

看護師さんや助産師さんも同じような感じでした。

なので、”12週までとりあえずカウントダウンしよう”と思って、

1日1日を、というか1秒1秒をひたすら耐えていました。

おおげさだと突っ込まれそうですが、

本当につわりがつらい時は1秒1秒すらゆっくりに感じました。

点滴が落ちるのを眺めながら、

「あー、1時間耐えた。」「また1時間耐えた。」と過ごし、

その積み重ねで

「ようやくお昼か」「もう消灯時間か」「今日も1日終わった」という感じでした。

病室のテレビを見ても、何も頭に入ってこない。

1日3回つわり用の簡単な食事が運ばれてきても、見るのもつらい。

個室ではなく2人部屋でしたが、同室の方は切迫流産でした。

つわりの症状はなく、しっかりとした食事を食べられていました。

なので、運ばれてくる時のにおいや残り香に、苦しめられました。

(個室は産後の方が主に使用されるので、空室がありませんでした)

寝たくても24時間点滴なので、トイレが近くて眠れない。

そもそも気持ち悪くて、眠気すら起こらない。

でも眠りづわりで体は鉛のようにベッドに沈み込む。

そして体重は36.5kgだったので、骨が肉に食い込んで、

寝ているだけでいろいろなところが刺さるように痛かったです。

私の場合、

普段なら24時間のうち、8時間くらいは睡眠に要していますが、

この時は24時間のうち、2時間くらいは眠り、

あとはずっと吐き気と共存していました。

なので、ことさらに1日が長かったです。

元気だったら、資格の勉強にもってこいな時間の持て余し方で、

なんならゲーム機でも持ち込んでパズルゲームで気分転換したかったです。

でも、当然にそんな余力はありませんでした。

”いつかは必ず終わる”ということ、

そして”お腹にいる子は一生懸命生きている”ということ、

それだけが励みでした。

つわりのまったくない人もいれば、

出産するまで苦しむ人もいて、

どうなるか分からなかったですが、

主治医の「12週には楽になる人が多い」という言葉が

暗示のようにずっと脳裏にありました。

そのおかげなのか、本当に12週に入ったここ最近、

ようやく廃人から卒業できそうな気配を感じています。

復活するパターンもあるようですが、

とりあえずは今できることをしたいと思っています。