気軽にblog

不妊治療で8回の人工授精を行うも結果に至らず。体外受精1回目で妊娠、出産。現在、第二子の不妊治療中。備忘録を兼ねて、ブログにアップすることにしました。その他、日々のことなども。

14W1D 妊娠中につらかった夫の発言

この1ヶ月くらい、イライラが激しいです。

一般的にホルモンバランスが乱れるため、

妊娠中にはよくある症状だそうです。

 

妊娠前は夫からの八つ当たりや揚げ足取りに対しても、

けっこう寛大な目で流していました。

「会社できっと大変なのね。よしよし。」

と受け止めて、受け流して、言い負かさなくても平気でした。

ところが退院して間もなく、そう思いたくても、

自分の心がそう処理できなくなりました。

「はぁっ?」と感じると、思ったことを飲みこめない。

それに対して夫も上から「仕方ないなぁ」と見てくれたらいいのですが、

これまた真に受けて、かぶせてくる。

妊婦の心のバランスの悪さを理解してくれていたのなら、

そうはならないのでしょうが、理解できないようで。。

不毛なもめごとが多かったです。

それとは関係なく、私が本当に一生忘れないと思った発言が

いくつかあります。

 

【1位】「俺を巻き込むな」

子どもを望んでいなかった夫からしたら、

つわりによって家事をさせられることは巻き込み事故なんでしょうね。

こちらが罪悪感いっぱいでお願いしていても、

平気でこんなこと、何度も言われます。

 

【2位】「まだやってたの?」

不妊治療で勤務時間を工面して、

たくさんの人に迷惑を掛けながらも、

家事の手は抜かずにやってきたつもりです。

ホルモン注射や投薬で体調が悪くても、がんばってきました。

そんなある日、仕事帰りに通院し、家事をして、

ヘトヘトになっていたところ、

「まだなんかやってるの?」と言われました。

子どもに会いたいから、ただそれだけでなんとか耐えていました。

 

【3位】「他の妊婦はみんな働いている」

産前・産後休暇以外はがっつり働いているというママは多いです。

できることなら、私もそうしたかった。

でも現実には悪阻やお腹のはりで無理だった。

仕事ができずに、ベッドで耐えていて、家事も夫任せ。

自分の存在価値が感じられなくて、

夫以外は誰も妊娠を知らないので、誰にも話せず、

このままうつになるんじゃないかという精神状態の中での発言。

できることなら、どんなに忙しくても働きながら

楽しくマタニティライフを楽しみたかった。

でも夫は

「他の人はギリギリまで働いていがんばっているのに、

家でゴロゴロして、なんでそれで太らない?」と言い放った。

つわりで食べられないから太らないんだよ。

できることなら、働いて食べて趣味も続けたいけど、

それが無理なんだよ。この苦しさを知ってほしかったです。

 

【4位】「俺の方がつらい」

体調が最悪でお世話になっていた中、夫が風邪を引きました。

そしたら、「俺の方がつらい。」だそうです。

お互いつらいのだから、

そこは「俺もつらい」でいいのに、と思いました。

 

【5位】「じゃあ実家に帰れば?」

何かあると、ことあるごとにそう言われました。

実家に帰りたくないという私の心情を知っていて、あえてです。

風疹の抗体価検査を受けるようにお願いした時も、

やっぱり「じゃあ実家に帰れば?」でした。

自分が受けるのがめんどくさいからって、

私の両親2人には簡単に抗体価検査を受けさせようとする。

両親を軽く見られていることもまた、悲しかったです。

自分の親と同じくらい、大切にしてほしいと思っています。

 

結婚する時に、結納のことを確認したら、

「無駄だからしない。(両親にも)そう伝えておいて。」と

言われたことが、最も忘れられないひとことでした。

でも今はそれに匹敵する発言が数々出てきたので、

価値観の違いってこういうことなんだろうなと思っています。