乳腺線維腺腫とホルモン剤

2015年7月に両胸にいくつかしこりを見つけて、

怖くなってとにかく病院を探して、一刻も早く、検査することにしました。

しこりの生検をしたのですが、通常は針で吸入できるところ、

私のものは吸えなくて、ぜんぜん組織が取れない。

どうやら一般的なものよりもドロドロしていたせいで、

通常のように吸入できなかったようです。

液状ではなく、ゼリー状でした。

その原因は先生もよく分からないとおっしゃっていました。

吸っても吸えないので、グリグリして痛かった。

「もっと太い針で取りなおそうかな」と言いながら、

なんとか力技で組織をとっていただき、検査に回すことができました。

１週間後の結果は、「良性の乳腺線維腺腫」でした。

心配する必要はないが、今後は半年ごとの検査が必要で、

大きくなるようであれば、切除しましょう、と。

それから2015年12月、2016年7月、2016年12月、2017年5月、2017年12月、

今回の2018年7月…と検査してきました。

最大で３ｃｍ、片側だけでも２つ、という時もありましたが、

本日のエコーでは、右側に２ｃｍのしこり１つのみ、

左側のしこりはすべて消失していました。

不妊治療のホルモン投与によって、

つい１か月前までは胸全体がはるような痛みがあり、

しこりの状態は悪くなっているとばかり思っていました。

まさか今までで１番少なくなっているとは予想もせず。。

診察時には先生に不安な気持ちを正直に伝えました。

「そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。

　不妊治療が乳腺線維腺腫に大きく影響するということは

　一般的には考えにくいです。

　このままホルモン剤を投与しても、問題ありません。」と

笑顔で教えて下さりました。

最近は不妊外来で副作用のことを質問しても、

「じゃあ飲まなくてもいいです」と言われて、

質問に答えることもなく、突き放されたりしていたので、

今日の温かい対応が本当にうれしかったです。

ほんの些細な言葉でも、

患者はうれしくなったり、落ち込んだり、するんですよね。

このまま右側のしこりもいつかなくなればいいのに。

次回は半年後にマンモです。

もし妊娠していたら、エコーになります。

とりあえずは来月の初移植の成功を願うばかりです。