告知
半年ごとに受診している乳腺外科のことです。
初めて受診して以来、ずっとここに通っています。
なのでここ以外の乳腺外科、
とりわけ、ここの院長先生以外のことは分かりません。
あくまで私の主観ですが、
待合室でいっしょになるここの患者さんは、前向きな方が多い。
授乳中で乳腺炎のため、赤ちゃん連れで来院されている方に対して、
周りの方が自身の育児経験を話したり、
赤ちゃんと遊んだり、育児の悩みを聞いてくれたり。。
そんな先輩ママご自身は、
乳がんの闘病中、または成敗したという方だったりします。
あっけらかんと
「私、右側は全摘でね~。」「私もね~。通院、まだ続くわ~。」
という会話をされていたのが印象的でした。
もし私だったら、そんなに強くなれるのかな。
数年前に、
診察室に入って、「もしこのしこりがガンだったら…」と考えながら、
不安いっぱいで検査結果を待っていたことが懐かしいです。
ドキドキする私に、
先生は「大丈夫ですよ。心配ありません(^o^)」と言ってくださいました。
結果的には良性でしたが、
もし悪性だったら、どんな言動を取ったのだろう…。自信、ないです。
院長先生は、説明が丁寧で、分かりやすく、もう転院は考えられません。
先日の受診時は、がん告知をされた方に、ご主人が付き添われていました。
待合室で隣だったため、会話が聞こえてきました。
奥さん 「芸能人の〇〇さんも、同じ病気だったね」
旦那さま「美人薄命って言うからなぁ。
まぁあの人の場合は、美人だったからなぁ。」
奥さん 「…」
だんなさんなりの最大限の励ましですよね。
主治医の先生だったり、身近な人の支えだったり、
いろいろな助けが必要になることと思います。
そんなことを考えさせられる光景でした。