移植周期22日目(移植日)
一度目の胚移植から、約5年。
その時の子どもは4歳になり、第二子の不妊治療を始めています。
このブログを書いていたことをすっかり忘れていて、
昨晩、ベッドの中で急に思い出しました。
「記録代わりに、ブログを書いていたような。。。」
なんとかIDとパスワードを探し出して、ログインして、
自分の記録を改めて見返していました。
あの時、がんばったなぁ、って。
今回もがんばれるはず、と言い聞かせてみてます。
本日、胚移植をしてきました。
子どもの園バスのお迎えがあるため、13時までの終了を希望していました。
先に採卵の患者さんから受診されるので、移植組はその後だそうです。
なので、預かり保育も予約して、最悪、17時のお迎えを想定していました。
自宅から病院まで、公共交通機関で1時間10分掛かるので、
病院を出てから、処方薬を受け取って、電車に乗るためには、
これくらい必要なのです。
当日の朝に、培養士さんからお電話があり、
移植開始時刻を告げられます。
ですが、
念のため、10:30には到着できるよう、電話を待たずに出発しました。
その電車内で着信があり、11:20に胚移植開始とのこと。
早めに着いたら、手芸店で幼稚園で使う名前グッズを見たり、
銀行で外貨建て保険の提案書でももらおうと思っていたのですが、
そんな余裕はなさそうです。
着いてすぐに受付とお会計を済ませて、待合室で待機していました。
11:22 培養士さんに呼ばれます。
着替えを済ませて、内診台に上がる時と同じ状態になり、先生を待ちます。
子宮が映りやすいよう、可能な範囲内でトイレには行かずに尿をためるよう、
指示がありました。
培養士さんがわりと強めにエコーをあてて、
子宮の位置を事前に確認してくださいます。
2時間、トイレに行ってないから、ちょっと不安。。
11:31 担当の先生が部屋に入ってこられます。
テキパキと用意して、カテーテルが入るか、確認して、
あれよあれよという間に移植完了。
まれにスポイト(?)内に胚が残っていることがあるので、
確認します、とのことで、ほんの少しの間。。
ほどなく問題ないとのことで、淡々と終了して、
先生は退室。
私も着替えるように指示があり、着替えてから、
11:40頃、そのままリカバリールームへ移動。
安静は必要ないとのことでしたが、とりあえず、ベッドには行くのね、と
思いながら寝転びました。
5分くらいしたら、培養士さんが来られて、
今後のスケジュールやお薬の説明があり、通常の待合室に移動。
ほんとに安静なしなんだ。
5年前はしっかりと横になっていたけど、どんどん変わっていくなぁ。
今回は3日後にゴナトロピン3000を自己注射するので、
別室で看護師さんからその説明を受ける。
お尻への筋肉注射、ちょっと緊張。。
看護師さんに見守られる中、自分でやってみる。
5年前は何度も打っていたので、慣れていたけど、
ブランクが空いたせいで、お肉に注射針を刺すのが怖い。
でも来院に往復2時間20分を掛けることを考えると、
「えい、自分でやっちゃえ」って勢いで乗り切る。大丈夫!
自己注射の練習を終えて、時刻は12:20。
病院を出て、調剤薬局で薬を受け取り、12:41の電車に乗る。
子どもの預かり保育は必要ないので、
園に至急、電話をして、「園バスに乗せていただけますか」と
お願いする。間に合ってよかった。
もし乗れなかったら、1時間以上の徒歩で、
子どもといっしょに帰らないといけないところだった><
培養士さん曰く、
安静は不要、移植当日の1時間以上の徒歩も問題なし、とのこと。
その後、子どものお迎えでバタバタして、
移植後の感動をじっくり味わうこともなく帰宅。
お薬の飲み忘れに気を付けないと。
先生の力はもちろん、培養士さんや看護師さんと、
たくさんのプロの方に関わっていただいて、胚移植を終えました。
培養士さんってすごい。
自分が不妊治療を受けるまで、その職業すら知らなかったけど、
尊くて、高度で、こんなにもかっこいい縁の下の力持ちっているのかな。